味噌ラーメンの良さと代表店
醤油ラーメンのお話をした前回に続いて、今回は味噌ラーメンについて語っていきたいと思います。どんなテーマを扱おうか悩んだ部分もありますが、第3回目ということなので、王道の醤油ラーメンに続いて、味噌ラーメンを紹介していきたいと思います。
小さいころは味噌ラーメンの季節といえば冬といったイメージを勝手に持っていたのですが、季節問わず評判のある味噌ラーメン。老若男女問わず広く好まれている印象があります。(ラーメン全般がそういった感じですが)
味噌ラーメンの魅力は、味噌独特の風味ではないでしょうか。味噌の力によって、コクのあるスープから少し辛さのあるピリ辛なスープまでまで様々な風味を演出します。自宅で食べるようなカップラーメンやインスタントラーメンでも味噌ラーメンは定番ですが、ラーメン激戦区の東京で探すと、さらに店によって違った風味が味わえるので、大変奥深い味とも言えます。
そこで今回は味噌ラーメンの代表店をいくつか紹介していきたいと思います。
1つ目に紹介するのが、銀座にある「ど・みそ」。店名から味噌ラーメンが期待できそうなお店です。5種類もの味噌と鶏ガラや豚骨から作られたスープはこってり系の仕上がりになっているそうです。ただし、その濃厚なスープにショウガを入れているそうで、こってりながらあっさりと食べられる味噌ラーメンです。
2つ目に紹介するのが、淡路町の「二代目つじ田 味噌の章」。中華鍋を使ってモヤシを炒める札幌ラーメンの作り方と、ラードを使った熱いスープを合わせた絶妙なおいしさがあります。こちらもショウガをきかせていて、濃厚なスープをすっきりと味わえます。この「二代目つじ田 味噌の章」は「めん徳二代目つじ田」から派生したお店だそうで、有名店が味噌ラーメンにこだわって勝負しています。
3つ目に紹介するのが神田に店を構える「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒」です。味噌ラーメンの中でも辛さを持つラーメン。動物と魚介からとったスープに唐辛子や花椒などを加えたしびれるからさの味噌ラーメンです。その中でも白味噌の風味が特に際立っており、辛そうだけど食欲を引き立てる一品となっています。
味噌ラーメンは、コクや濃厚さからショウガを入れてすっきりと仕上げたり、唐辛子を入れて辛く仕上げたり、様々なパターンがあります。店の数だけ違いがあるといってもおかしくない味噌ラーメンは奥深いラーメンともいえるのではないでしょうか。
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